銀行テラーの1日の過ごし方って?実際に現場にいた私が教えます!

さっぱりしたデスク

こんにちは!mayuです(^_-)お読みいただきありがとうございます。

私は新卒で銀行に入社してから4年9か月働いており、その中で1年半ほどテラーをしていました。

就職活動中の方や金融関係以外にお勤めの方には、銀行のテラーがどんな感じで1日を過ごしているのか想像がしにくいかと思います(*´з`)

実際友人などにも”銀行ってどんな感じで働いてるの?”と聞かれたことも何度かありました。

今回は、テラーを経験した私が銀行のテラーがどんな風な1日を過ごしているのかをご紹介します☆

銀行のテラーは営業時間以外はどんな風に過ごすの?

銀行に就職したいと思っているが、内部のイメージをあらかじめ持っておきたい!

という方におすすめの記事となっています(^^♪

目次

テラーは息つく暇がない…!

先に結論から言うとテラーは1日中バッタバタです(@_@)!!(笑)

お客様と面前で対応しなければならないので基本的に気が休まる瞬間はありません。

そしてテラーはその時々で固定され、”午前だけテラー”のように時間を区切ってもらえることもないので体力的に結構きつかったです(*_*)

その中でお客様にセールスをしては断られ、忙しい日に待たせては怒られ精神的にもきつかったです…

1年半テラーをして、正直後輩と交代することになった時にはホッとしました…( ;∀;)

朝は極力時間をかけない

私は朝6時50分に起床し、7時20分に家を出ていました。

私は早起きが苦手で30分の間に化粧、着替え、ヘアセット、朝食、歯磨きを急いで詰め込んでいました(笑)

テラーはお客様と接するので身だしなみに気を使います

化粧やヘアセットは必須なのですが毎日やることでスピードは上がりました(^O^)!!

化粧は濃すぎてもよくないのでベージュ系のアイシャドウ、薄いピンクのチークに肌なじみのいいリップを使っていました。ヘアセットはポニーテールかハーフアップにしていました。

朝は何か1つの工程でもタイムロスがあると間に合わないので止まることなくバタバタしてました(;´・ω・)

寝坊したりどうしても間に合わなければ会社のロッカーで…(笑)

出社してからは開店まであっという間

銀行が開店するのは9時ですが、出社するのは8時20分でした。

8時半に全員でラジオ体操をして朝礼をします。そのあとは開店の準備です!

  • 伝票記入台の伝票補充
  • その日の朝刊を置く
  • ロビーのテレビをつける
  • カウンターを拭く
  • ソファに汚れなどがないか確認
  • 番号札発行機の電源を入れる
  • 床にゴミが落ちていないか確認

など細かい準備が色々…来店客が関係する場所は基本的にテラーが準備するというイメージです。

私の店はテラー2人でしたので2人でやりましたが、それでもあっという間に9時になります( ;∀;)

もう1人の子が休みのこともありますので1人ですることも多々…(@_@)

シャッターを開ける瞬間は必ず窓口で起立をして、開店一番で来られたお客様をお出迎えします。

開店してからは怒涛の接客ラッシュ

開店したらとにかく来店されたお客様の対応です(@_@)!!

内部の様子が全くわからないぐらいずっとお客様と接しています(゜o゜)

私は人と接する仕事は嫌いではなかったので接客自体は苦ではなかったのですが、テラーはお客様の取引状況をみながらどんな商品を提案できるのか考えてセールスをしなければなりません(-_-;)

私はこのセールスがとにかく苦手で、辞める決め手となりました…

ほとんどのお客様からは煙たがられ、何もセールスしなければお局さんから圧をかけられるので本当に苦しかったです…(:_;)

銀行とお客様の板挟みになる感覚でした(>_<)

あと人と接する機会が多い分、風邪をもらいやすかった気がします…(笑)

大人になってインフルエンザにかかったのはテラーをやっていた時だけでした(^^;

お昼休憩はゆっくり確保はできない

途中お昼休憩はもちろんありますが、決まった時間にいけないことが多かったです(:_;)

お客様の対応を途中で切ることはできないのでこれはテラーの宿命です。

食事に行くのが遅くなったらその分ゆっくりしてきていいとは言われますが、先輩にその間窓口のフォローに入ってもらったりするのでやはりゆっくりできません…(笑)

遅くなっても極力急いで戻っていました(>_<)

お昼休憩は1時間と決まっていましたが、テラー時代は20分~30分という日も多々ありました(^^;

急いで食事をしてお手洗いに行って終わりのことも多かったです…

閉店後も現金合わせ、アフターフォローなど色々…

日記を書く

15時にシャッターを閉めたらお客様の対応は終わりますが、仕事はまだあります(^^;

キャッシャーの現金をまず一番に合わせます

銀行は現金が一円でも合わなければ帰れないという噂を聞いたことがある方も多いでしょう。実際本当に帰れません!!21時を過ぎても解決しないなどかなり遅くなった場合は責任者の人が残って対応しますが、基本的に現金を扱った人は残らなければなりません。万が一の場合すぐに探せるように、まず最優先で現金を合わせます。

現金が合って一段落したらテラー日誌を書きます

テラー日誌とは今日どんなお客様が来店し、どんな用件で来られたか。またどのような商品を提案したかを記録していくものになります。

お局さんや支店長もチェックするので適当には書けませんし、また内容が少なくても1日何をしていたのかと言われます(*_*;

私はセールスが苦手でお客様に声をかけることも少なかったので毎日どうにか絞り出して書いていました( ;∀;)

日中に対応したお客様で何か契約をしてくれそうな方がいれば閉店後のこの時間に電話で再プッシュします!!

しつこいって思われてないかな…とヒヤヒヤしながら電話をかけていました(-_-;)

もし時間が余れば後方事務の伝票の枚数確認や、その日に発生した書類をファイルにつづるのをフォロー、棚の施錠など片付けをしていきます。

定時は17時。基本的に残業はありませんでした(^^♪

窓口のあるお客様サービス課は窓口運営が主な業務なので閉店以降にアポなどは基本的にはなく、残業も極力禁止。

会社としても残業代を出したくないので片付けが残っていても追い出されるぐらいの雰囲気でした…(@_@)

アフター5は時間あり!わりと充実している

笑顔の女性

残業は基本的にはなかったので仕事終わりはわりと時間がありました(^^♪

私は料理教室に通っていて、仕事終わりにレッスンによく行っていました☆

あとネイルや美容室などといった用事も仕事終わりに行くことができたので時間は友好的に使えていましたよ(^^♪

一人暮らしを始めてからは帰宅後は自炊をする余裕も\(^o^)/

銀行員は飲み会が多いイメージがあるかもしれませんが、実際多いのは男性が中心でした。

男性は女性よりも仕事が終わるのが遅いので時間が合わず、誰かが異動になった際の送別会や歓迎会など支店公式のもの以外はたまに(月に1回程度)しかありませんでした。

銀行は3か月に1回異動がありますのでそのタイミングでの送別会や歓迎会は必ずありました。支店全員でのものと、課ごとのものがあります。お客様サービス課は女性ばかりなので頻繁に異動はなく課としての歓迎会や送別会はあまりありませんでした。ただ退職時の送別会は開かれるので私が退職する際は開催してもらいました!

私のいた支店は歳の近い女性行員はお酒が飲めない人が何人かいたこともあり、女性だけで飲みに行こうという空気にはなりにくかったです。

若手は若手だけ、ベテランはベテランだけで誘い合っていたので行きたくなければ断っても問題ない雰囲気でした。

時代なのかもしれませんがそもそも飲み会をしようと企画する人が少なかった気がします…(;´・ω・)

というわけで仕事終わりは時間の自由が結構ありました( *´艸`)

テラーはもう一度はできません…(笑)

今回は銀行のテラーの1日についてご紹介しました。

長い社会人生活の中で1度は経験しておいてよかったかなとは思いますが、もう一度は絶対できません!!(笑)

今回の記事が就活や就職準備等において参考にしてもらえたなら嬉しく思います!

お読みいただきありがとうございました(^O^)

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